SNSでも話題!日本の介護現場に吹き込む「新しい風」

前回の記事では、外国人介護士の活躍は人材不足を解消するだけでなく、介護サービスの質的向上や創造的な発展をもたらしてくれるといったことについてお話しました。
*前回の記事はこちら:外国人介護士に最大限に活躍してもらえる職場づくりを考えてみた
そんな日本の介護業界を支える心強い存在である外国人介護士。実際に、当会が活動拠点としている大阪府豊中市においても、多くの介護施設で外国人介護士が活躍しています!
そこで今回は、当会が出会ったとあるデイサービスセンターさんの事例をご紹介します。
TikTokで1.2万いいねされた!出身介護士さんのハートフルなケア
私たち豊中市介護保険事業者連絡会では、市内の介護現場に潜入し、おばあちゃん・おじいちゃん・介護スタッフへのインタビューを通して介護現場のリアルをお届けする『豊中おばあちゃん報道』といったプロジェクトを展開しています。
*『豊中おばあちゃん報道』TikTokアカウント
*当会のインスタグラムでもインタビュー動画を多数配信中です!
そして最近、ある動画が密かにバズっているんです!それがこちら↓
@toyonakakaigohodo おばあちゃんが行く先は。。。#豊中 #介護 #介護士 #おばあちゃん報道 #歯磨き ♬ オリジナル楽曲 – 豊中おばあちゃん報道
明るさと温かさを持ち合わせた彼女のケアは、利用者さんや周りの方々、さらにはその場の空気までも包み込んでくれるようなパワーが感じられますよね。
動画へのコメントでも
「海外の方の敬語とタメ口入り混じる感じ大すき笑。あと連れて行く時手ユラユラさせる愉快さも好き。愚痴とか話したら真摯に意見くれそう笑」
「ほっとするし、それに思いのこもった介助だから気持ちがいいです。日本語が優しいからとても良いです。👍」
「外国の職員さんのファンになってしまいました🥺🩷フォローしました!」
などなど、260件以上のコメントが寄せられました。
国境を越えてつながり、ともに育む「介護の未来」
先ほどの動画からも伝わってきたように、外国人介護士の存在はきっと日本の介護現場に「新しい風」を吹き込んでくれることでしょう。しかし、言葉や文化の違い、学んできた知識や技術の違いなどから、利用者さんや既存職員とのコミュニケーションに躓くこともあるかも知れません。
しかし、介護は人と人との関わりの中で成り立つもの。「外国人だから、日本人だから」ではなく「ヒト対ヒト」として、どうすれば心を通わせることができるのかをお互いに考え、歩み寄ることが大切ではないでしょうか。
私たち豊中市介護保険事業者連絡会としても『豊中おばあちゃん報道』などの取り組みを通して、介護現場のリアルな声を拾いながら、介護業界の未来のために自分たちにできることは何かを問い続けていきたいと思います。
おすすめのブログ