私たち豊中市介護保険事業者連絡会では、介護施設の空き時間を事業者に貸し出し、地域活動に活用してもらう『カイゴとチイキ』プロジェクトを進めています。
*『カイゴとチイキ』プロジェクトの詳細はこちら
介護施設をもっとオープンにし、地域の皆さんにとって困った時に気軽に頼れる場所になって欲しいとの思いから始まったこのプロジェクトですが、地域の皆さんに頼ってもらうためには、まずは私たちが施設の外に出て地域と積極的につながっていく姿勢が欠かせません。そこで今回は、地域イベントに出向いて健康に関する啓発活動を行った事例を紹介します。
豊中市内の市民活動団体が集結する『トヨカツフェスタ』に出展
去る2024年11月16日、市内の公共施設で行われた『トヨカツフェスタ』に参加してきました。『トヨカツフェスタ』とは豊中市内で活動する市民活動団体が集まり、事業紹介や成果報告をしあうことでさらなる活動の活性化を目指したイベントです。各団体は事業や成果を紹介するポスター発表に加え、それぞれの強みを活かしたワークショップやサービスなどを提供します。子どもから高齢の方まで誰でも参加でき、市民活動団体と地域住民のつながりを深める機会にもなっています。
当会では介護や医療の専門知識を活かして健康に役立つコンテンツを提供
今回の『トヨカツフェスタ』において私たちは以下の3つのブースを出展しました。介護や医療に関する専門的な知識を持っているメンバーが揃っている当会ならではのコンテンツと言えるでしょう。
1. 介護相談ブース
介護支援専門員(ケアマネジャー)が、介護に関するさまざまな悩みや疑問にお答えしました。介護が必要になった場合の手続きや、サービスの利用方法など、気軽に相談できる機会となりました。
2. 体力測定ブース
理学療法士が来場者の体力測定を行い、年齢や身体状況に合わせた運動のアドバイスを提供。来場者にとって日々の運動習慣を見直すきっかけとなったようです。
3. 健康チェックブース
訪問看護師が血圧測定などの健康チェックを実施。来場者に高血圧の重大性や予防法についてわかりやすく伝えることで健康への意識を高めていただけたかと思います。
施設の外に出て活動することで、介護や医療を身近に感じてもらうきっかけに
イベント当日は大変多くの方にご来場いただき、会場は大いに賑わいました。普段は主に施設のなかで介護や医療に携わる私たちにとって施設の外に出て地域の皆さんと触れ合う機会はとても貴重です。地域の皆さんにとっても今回のイベントを通して、介護や医療をより身近に感じていただけたと思っています。今後も積極的にこのような地域イベントに出向き、地域とのつながりを深めていけるよう努めてまいります。
コメント