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2026.01.17

介護人材57万人不足時代。事業所が今からできる採用戦略3選

全国的に深刻化する介護人材不足。厚生労働省によると、2040年には約57万人の介護職が不足すると試算されています。
「求人を出しても応募がない」「採用しても定着しない」──そんな声が年々増える中で、いま求められているのは**“採られる事業所”から“選ばれる事業所”へ変わることです。
この記事では、これからの介護業界で実践すべき3つの採用戦略**を紹介します。


目次

「採れない時代」から「選ばれる時代」へ

かつては「求人を出せば人が集まる」時代もありました。
しかし現在は、求職者が複数の事業所を比較し、自分に合う職場を選ぶ時代です。
給与や待遇の差よりも、職場の雰囲気や理念、働く人の人柄といった**“共感できる価値観”**が重視されるようになっています。

一方で、採用活動の多くは依然として「条件提示型」のまま。
“どんな仕事をするのか”は伝わっても、“なぜここで働くのか”は伝わりづらいのが現状です。
採用難の時代だからこそ、事業所の個性と想いを明確に打ち出すことが重要になっています。


SNS採用・地域採用・共育採用とは?

採用戦略を強化する上で注目されているのが、次の3つの手法です。
それぞれの特徴を見てみましょう。

① SNS採用(魅せる採用)

SNSは、いまや求人広告以上の発信ツールです。
InstagramやTikTokで現場の様子やスタッフの笑顔を発信することで、「働くイメージ」をリアルに伝えることができます。
写真1枚、短い動画1本からでも雰囲気は伝わります。
若年層へのリーチ力が高く、採用だけでなくブランディング効果にもつながります。

② 地域採用(つながる採用)

地域の高校・専門学校・ハローワークなどとつながり、地元人材との接点を増やす採用法です。
ボランティア受け入れや職場見学会、地域イベントでのPRなど、顔の見える関係を築くことがポイント。
「地域に信頼されている事業所」という評価は、紹介や口コミ採用の広がりにもつながります。

③ 共育採用(育てながら採る)

共育採用とは、「即戦力を採る」のではなく**“育てながら共に成長する”採用**のこと。
未経験者でも安心して働けるよう、入職前研修やメンター制度を整えることで、
「ここなら長く続けられそう」と感じてもらえる環境を作ります。
採用の時点から育成を意識することで、離職防止とチームの一体感を高めることができます。


求職者が“共感”する広報・ストーリー設計

いまの求職者が求めているのは、条件よりも共感できるストーリーです。
「なぜこの仕事をしているのか」「どんな瞬間にやりがいを感じるのか」──
こうした“人の物語”こそが、応募の動機になります。

発信のコツは3つ。

  • スタッフの1日や働き方を写真と短文で紹介する
  • 新人の声ではなく育成担当者の想いを語ることで安心感を伝える
  • 事業所の理念を短い言葉や動画でわかりやすく表現する

ストーリー設計を意識することで、応募者は「この職場で働きたい」と具体的に想像できるようになります。
採用活動は広報の一環。日々の小さな発信の積み重ねが、採用力を高めるのです。


採用後の定着こそが採用戦略のゴール

採用はゴールではなく、スタートラインです。
いくら採用しても、数か月で離職されてしまえば意味がありません。
重要なのは、採用後のフォローと育成体制です。

定着のためのポイントは以下の3つ。

  1. 定期面談・フィードバックの仕組み化:悩みを早期にキャッチ
  2. キャリアパス・資格支援の明確化:将来像が描ける
  3. チームで育てる文化:孤立させない体制づくり

また、ICTツールやオンライン研修を取り入れることで、教育負担を減らしながら成長を支援できます。
「採用・育成・定着」を一体的に進めることが、長期的な採用力強化につながります。


まとめ

介護人材不足の時代、最大の差は“人を大切にする姿勢”に現れます。
SNSで想いを伝え、地域とつながり、育成に力を注ぐ。
その積み重ねが、「採る」から「選ばれる」事業所への変化を生み出します。

採用とは、未来の仲間を迎えるための物語づくりです。
共感を軸にした採用戦略で、これからの介護現場に新しい風を吹かせましょう。

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