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2026.02.10

“待機介護”の時代をなくすために。未来の担い手にできること

① はじめに

近年、「待機介護」という言葉を耳にする機会が増えています。

介護が必要になっても、受け入れ先が見つからず、自宅や病院で「順番待ち」を強いられる——。

そんな現状が全国各地で起きています。高齢化が進む中で、この問題はますます深刻化すると言われています。しかし同時に、介護の未来を明るく変えていく力を持っているのが、これから介護の世界を志す若い世代の皆さんです。

この記事では、2040年問題を背景に「待機介護ゼロ」の未来を目指すために、今からできることを一緒に考えていきましょう。

目次

② 2040年問題とは?介護人材不足の現実

日本では、団塊ジュニア世代が65歳以上になる2040年頃に、高齢者人口がピークを迎えると予測されています。

介護を必要とする人が急増する一方で、支える側の人口は減少。このバランスの崩れが、「2040年問題」と呼ばれています。厚生労働省の試算によると、2040年にはおよそ69万人の介護職員が不足すると言われています。人手が足りなければ、入所待ちが増え、在宅介護の負担が重くなり、結果的に「待機介護」が日常化してしまう恐れがあります。

一方で、介護の現場では今、ロボット支援やICT化、チームケアの強化など、新しいテクノロジーと働き方が生まれています。この変化を前向きに取り込み、どう“人”が生かしていくか。

それが次世代の担い手に託された大きな使命です。

③ 「介護を知ること」が社会を支える第一歩

介護業界の課題を聞くと、「大変そう」「人手不足」「重労働」といったイメージが先行しがちです。しかし実際には、人の人生に寄り添い、笑顔を生み出す仕事でもあります。

学生のうちに介護に触れてみると、「人との信頼関係の深さ」や「チームで支える達成感」に気づくことができます。ボランティア活動や地域の高齢者サロンへの参加、実習など、身近な関わりから始めてみることで、“支えることの意味”を実感できるはずです。

また、介護を「自分ごと」として知ることは、どんな職業を選んでも役立つ経験になります。介護は医療・教育・福祉・地域づくりなど、あらゆる分野と繋がっているため、社会の仕組みを学ぶ入り口にもなるのです。

④ 学生・地域・企業がつながる新しい関わり方

今、全国で「介護×教育×地域」をテーマにした新しい取り組みが広がっています。

介護施設と高校が連携して探究学習を行ったり、大学生が地域カフェで高齢者の交流会を企画したりと、介護を社会の一部として学ぶ機会が増えています。

さらに、企業でも介護分野に参入し、テクノロジーやデザインの力で現場を支援する動きが加速しています。ICT機器やロボット技術、AIを活用したケアの効率化など、“人にしかできない介護”を支える仕組みが整いつつあります。

学生が地域・企業と関わることで、現場には新しい発想や活力が生まれます。その柔軟な視点こそ、介護を次の時代に進化させる原動力になるのです。

⑤ “待機介護ゼロ”の未来を一緒に描こう

“待機介護ゼロ”とは、介護が必要な人が、必要なときに、必要な支援を受けられる社会を目指すことです。

単に施設を増やすだけではなく、地域・家庭・専門職が連携して支える仕組みを築くことが大切です。

例えば、

・自宅でも安心して暮らせる在宅支援体制の強化

・介護職と地域ボランティアの協働

・ICTやロボットを活用した効率的なケア

こうした取り組みを一つずつ積み重ねることで、“待機介護ゼロ”は夢ではなくなります。

そしてその実現の鍵を握るのが、これから介護に関わる皆さんです。

『知ること、学ぶこと、関わること』

その一歩一歩が未来の介護を形づくります。

⑥ まとめ

介護の未来を支えるのは、特別な誰かではありません。

学生も地域も企業も、それぞれが関わり合うことで、介護の形はもっと柔軟で、優しいものに変わっていきます。

“待機介護”をなくすという大きな目標も、私たち一人ひとりの小さな行動から始まります。誰かの笑顔を支えたいという気持ちが、やがて社会全体を支える力になるのです。

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