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〒561-0881
豊中市中桜塚2-25-12-205

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デイサービスを利用される方にとって、昼食は一日の中で最も楽しみにされる時間のひとつです。スタッフが声をかけるだけで笑顔になったり、献立表を見て「今日は何かな?」と話が盛り上がったり。
しかし、その裏側には“食べられること”を当たり前にしないための、専門職と現場スタッフの細やかな連携があります。単に食事を提供するだけでなく、「栄養」「嚥下」「安全」「リハビリ」「楽しみ」の五つの視点をバランスよく整える必要があるのです。
ここでは、デイサービスの昼食づくりの裏側から、実際の献立、そして「食べること」がリハビリになる理由までを紹介します。
デイサービスの多くでは、管理栄養士や栄養士が毎月の献立を作成します。考慮しているのは次のようなポイントです。
「健康のために栄養を整えつつ、毎日食べたいと思える献立にする」ことが最大の工夫であり、栄養士の腕の見せどころです。
同じメニューでも、利用者の状態によって形態が変わります。
重要なのは「本人が安全に、美味しく、疲れすぎずに食べられること」。
そのために栄養士、看護師、介護スタッフが毎回の様子を共有し、食形態を微調整していきます。
デイサービスの昼食で圧倒的に喜ばれるのが、季節のイベントと結びついた食事です。
行事食には「季節を思い出す力」があり、利用者の会話が自然と広がります。
「昔は家でこんな料理を作っていた」「子どもと行った旅行先で食べた」など、食事と共に記憶が呼び起こされるのも、行事食の魅力です。
高齢者の食欲は、味よりも“視覚”と“香り”で動きます。
唐揚げの香り、炊き込みご飯の湯気、色鮮やかな野菜…。
「おいしそう」「食べたい」と思える瞬間が、食事をとる意欲を大きく左右します。
また、「思い出効果」も大切です。
家庭料理、和食中心の味付け、おふくろの味──これらは利用者の多くにとって安心感につながります。
特に人気が高いのは以下のメニューです。
「派手さ」より「馴染みのある味」が圧倒的に支持されるのが、デイサービスの昼食の特徴です。
食事は単なる栄養補給ではありません。
スプーンを持つ動作、食器を手前に引き寄せる動作、背筋を伸ばす姿勢保持、咀嚼による口腔の運動……これらはすべて「機能訓練」の一種です。
食事をとることによって、次のような効果があります。
「リハビリ」と聞くと歩行訓練や筋トレをイメージしがちですが、
実は毎日の“食事”も大切な訓練のひとつなのです。
同じテーブルで食べると自然と会話が生まれます。
「この煮物おいしいね」「今日のご飯は豪華だね」などのやり取りが、食欲をさらに引き上げます。
食べる量が増えると筋力が維持され、歩行が安定し、活動量も上がる。
その変化がまた生活意欲を高め……と、良い循環が起こります。
反対に、ひとりで食べると食欲が落ちやすく、栄養状態が低下しやすいことは多くの研究でも示されています。
デイサービスでの“みんなで食べる昼食”には、こうした心理的・社会的な効果もあるのです。
デイサービスの昼食は、単なる食事提供ではありません。
その裏には、栄養士の献立作成、食形態調整、厨房スタッフの衛生管理、介護スタッフによる食事介助や見守りなど、さまざまな専門職の連携があります。
同じメニューを囲むことで生まれる笑顔や会話。
食べる力を維持して、その人が家での生活を続けられるようにするための重要なケア。
そしてなにより、「今日も美味しかった」と言ってもらえることが、スタッフのモチベーションにもつながります。
毎日の昼食は、利用者の生活を支える大切な時間。
“食べる力を守ること=暮らしを守ること”と言えるほど、デイサービスにおける食事は中心的な役割を担っているのです。
