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〒561-0881
豊中市中桜塚2-25-12-205
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以前の記事では、豊中市に暮らす介護保険を利用していない高齢者のうち「認知症になっても自宅で過ごしたい」と考えている方は約5割もいるにも関わらず、「認知症の相談窓口を知っている」という方は3割以下という現状をお伝えしました。
詳細はこちら:【データで見る豊中市の福祉】「ジブンゴト」として捉え、行動していこう
そこで今回は、ご自身やご家族が認知症かもしれないと感じた時、また、認知症に関する様々な不安や疑問をお持ちの際に頼れる相談窓口やサービス、認知症について学ぶ機会をご紹介します。認知症は決して他人事ではありません。ぜひこの機会に「ジブンゴト」として認知症に関する情報に目を通してみてください。
市内7ヶ所の地域包括支援センターに1名ずつ配置されている専門スタッフです。 認知症になっても住み慣れた地域で暮らせるように、ご本人やご家族に寄り添っています。「最近、親と意思疎通がしにくくなってきた」「どんなサービスが使えるか、何から始めたらいいかわからない」といったご相談ができ、必要に応じて専門の診療所の案内もしてくれます。
*詳細:豊中市医療・介護・地域資源情報ナビ|介護相談窓口 地域包括支援センター
こちらも前回記事で紹介した相談窓口です。主に介護保険の認定申請を取り扱っていますが認知症に関するご相談も可能で、様々な情報提供や支援を行っています。
認知症の方やその家族、地域住民、専門職などが身近な場所で気軽に集い、交流や情報交換ができる場です。介護の悩み相談もできます。市内には様々なタイプ、特徴を持つオレンジカフェがあり、開催状況等については各カフェにお問合せのうえご参加ください。詳細はこちら
認知症専門医や看護師、社会福祉士からなる専門チームです。認知症の診断を受けていない方、治療を中断している方、医療サービスや介護保険サービスを利用していない方、認知症の症状で対応に困っている方などに対して、お困り事や心配事を伺い、適切な医療や介護につないでいます。必要に応じて訪問でのサポートもしています。
もしも自分や家族が認知症になった時に不安でいっぱいにならないためには、日頃から認知症への理解を深めておくことが大切です。豊中市では認知症について学び、考える機会やサポート体制が沢山あります。
認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る「認知症サポーター」を養成する講座です。講座を受講し認知症サポーターになった人には「認知症サポーターカード」と「オレンジリング」が進呈され、これらは「わたしは認知症の方のチカラになります!」といった目印となります。
決められた役目や医療的なケアを提供するのではなく、見守りや声かけなど日常生活のなかで意識的に認知症の方を支えてくれる存在です。2023年3月時点で市内に21,985人の認知症サポーターがいらっしゃいます。詳細はこちら
認知症サポーター養成講座の講師役である「認知症キャラバン・メイト」が、地域での講座開催を活発化させることで、「認知症サポーターの輪」を広げ、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをすすめています。会員のスキルアップや教材開発や開催先の開拓、会員相互の連携協力体制の構築などをすすめています。詳細はこちら。
認知症に関する医療・福祉の連携情報を掲載した啓発冊子です。「最近、もの忘れが気になる…」といった高齢者やご家族の不安に応えるために作成されました。相談窓口、専門の診療所・病院、認知症の経過とケアの流れ、利用できるサービスなどが分かりやすくまとめられています。詳細はこちら。
医療・介護に携わる方が認知症への対応やケアの向上のためのツールとして作成されました。基本的な関わり方、もの忘れ、スタッフや周囲の人に対して暴れることがある、治療・ケアの拒否がある、不眠がある、歩き回りがある、他患者への迷惑行為がある、放尿・弄便がある、食事に関する困りごとなど、様々な状況への対応のヒントが掲載されています。
冊子版と簡易版があり、簡易版は必要に応じていつでも確認できるチェックシートとして活用できます。
認知症は決して高齢者だけの病気ではなく、年齢に関係なく誰でも認知症になることがあります。豊中市には、認知症の方とご家族が安心して地域で暮らせるよう、様々な相談支援体制と学びの場が用意されています。もし「おかしい」「いつもと違う」と思ったときには早めに地域包括支援センターやかかりつけ医などに相談することが大切です。一人で悩まず、これらの支援を積極的に活用してください。
私たち豊中市介護保険事業者連絡会としても認知症への理解を深め、介護を「ジブンゴト」として感じてもらうことを目指し、短編映画『ジブンゴト』を制作しました。ある日突然、認知症になった父の介護を経験する大学生・凛のリアルな姿を通じて、一人でも多くの方々に「考えるきっかけ」を届けられたら幸いです。ぜひ以下のリンクからご覧ください。