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2026.02.28

介護保険ってどう使うの?申請からサービス開始までの“実際の流れ”をやさしく解説

目次

そもそも介護保険は“誰が”“いつから”使えるの?

①40歳以上なら知っておきたい基本ルール

介護保険は40歳になると自動的に加入しますが、実際に利用できる条件は年齢で大きく変わります。

・65歳以上(第1号被保険者):原因を問わず、生活に支援が必要になれば利用が可能。

・40〜64歳(第2号被保険者):特定疾病が原因で介護が必要な場合に対象。脳血管疾患やがん末期、パーキンソン病などが代表的です。

「自分は対象なのか?」という点は意外と誤解されやすいため、迷ったら早めに窓口へ確認することが安心に繋がります。

②要介護認定の種類(要支援・要介護)

介護保険を利用するには、要介護認定を受ける必要があります。認定は大きく2つに分かれます。

・要支援1・2:生活の一部にサポートが必要な状態

 → 生活機能の維持・改善を目的としたサービスが中心(例:介護予防デイサービス、訪問型サービス)

・要介護1〜5:日常生活で継続的な介助が必要な状態

 → デイサービス、訪問介護、福祉用具レンタル、施設入所など幅広く利用可能

状態に応じて使えるサービス量や種類が変わるため、正確な認定を受けることが今後の生活に大きく影響します。

まず何をすればいいの?申請先と必要書類を紹介

①市役所・地域包括支援センターに相談する方法

介護保険の利用を考え始めたら、まずは住んでいる地域の市役所の介護保険課や地域包括支援センターに相談します。

電話で相談もできますが、具体的な状況を詳しく伝える必要があるため、可能なら対面相談のほうがより的確なアドバイスを受けられます。

申請時に必要な主なものは以下の通りです。

・介護保険被保険者証

・マイナンバー

・本人・家族の印鑑

・医療機関の情報(かかりつけ医)

窓口では、認定までの流れや今後のスケジュールも丁寧に案内してくれます。

②家族が代理で申請する場合

「本人が動けない」「入院中で申請できない」などのケースでは、家族やケアマネジャーが代理で申請できます。その際も必要書類は同じで、申請書に代理人の氏名・続柄を記載すれば問題ありません。

介護保険は家族みんなで関わっていく制度なので、代理申請は一般的に行われています。

認定調査ってどんなことをするの?

①調査員が自宅に来て聞くこと

申請後、自治体から委託された調査員が自宅を訪問し、認定調査を行います。

調査内容は大きく3つ。

1.身体の状態(歩行、食事、排せつ、入浴など)

2.認知機能(時間や場所がわかるか、物忘れの程度など)

3.生活状況(家族構成、住宅環境、過ごし方)

調査の所要時間は30〜60分ほど。ありのままの様子を伝えることが大切で、「できる日もあるけど、できない日もある」といった不安定さも正直に話すことがポイントです。

②医師の意見書がなぜ重要なのか

認定には、主治医の意見書も必ず使われます。

これは、医師が身体・認知機能の状態や病気の経過を記載する書類で、認定結果を大きく左右する非常に重要な資料です。

普段の生活で困っていることや最近の変化は、診察の際に医師へ事前に共有しておくと意見書に反映されやすくなり、より実態に合った認定結果につながります。

どんなサービスが使えるの?実際の利用までのステップ

①ケアマネジャー選び

認定結果が出ると、次は『ケアマネジャー(介護支援専門員)』を決めます。要介護認定の場合は必ずケアマネージャーが担当し、利用者に合ったケアプランを作成します。

地域包括支援センターや担当課で紹介してもらえるため、どの事業所でも基本は選べます。「話しやすさ」「連絡の取りやすさ」などの相性も重要です。

②デイサービス・訪問介護・福祉用具などの例

利用できる主なサービスには次のようなものがあります。

・デイサービス:入浴・運動・食事などを1日施設で受ける

・訪問介護(ヘルパー):掃除、買い物、調理、身体介助など

・訪問看護:看護師が自宅を訪問して医療的ケアを提供

・福祉用具レンタル:手すり、歩行器、ベッドなどを低負担で利用

・住宅改修:手すり設置や段差解消など、最大20万円まで補助

ケアマネージャーは本人や家族と相談しながら、生活に無理が出ないようサービスを組み合わせて最適なケアプランを作成します。

③サービス開始後に見直しが必要な理由

サービスは開始して終わりではなく、定期的な見直しが必要です。

状態が変われば、利用するサービスの量や種類も変わるためです。

体調や生活環境は時間とともに変わるため、少しでも負担が増えたと感じたら早めにケアマネージャーに相談することが、長く安定した生活を続けるコツです。

“困ってから”では遅い。早めの相談が大切な理由

①介護負担の予防

多くの家庭で起こるのが、「もっと早く相談すればよかった」というパターンです。介護保険は「困ってから使う制度」と思われがちですが、本来は状態悪化を防ぐための“予防的な利用”にも向いています。

「最近つまずきやすい」「家事の負担が大きい」「物忘れが増えた」

そんな“ちょっとした不安”の段階で相談することで、状態悪化を防ぎ、家族の負担も軽減できます。

②地域の相談窓口を知っておくメリット

地域には必ず地域包括支援センターがあり、介護・健康・生活に関する総合相談窓口として無料で利用できます。

介護保険を使うかどうかに関係なく、気軽に相談できる場所を知っておくことは、いざという時の安心につながります。介護保険は手続きが多いように見えますが、流れを知っておけば決して難しくありません。

「少しでも不安があるなら相談する」

──これが後悔しないための最初の一歩です。

家族みんなが安心して暮らすために、ぜひ早めに地域の窓口を活用してみてください。

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