2026.04.04

4月入職スタッフが“3ヶ月で辞める職場”の共通点

4月に入職したスタッフが、6月〜7月に退職する。

介護業界では珍しくありません。

「最近の若い子は…」
「根性がない」

そう片づけてしまう前に、
一度立ち止まって考える必要があります。

辞める人に共通点があるのではなく、
“辞めさせてしまう職場”に共通点があるのです。

今日はその特徴を整理します。


目次

① 最初の1ヶ月で“戦力扱い”してしまう

4月は人手が足りない。
だからつい言ってしまう。

「もう一人でいけるよね?」
「見てたでしょ?」

新人は“できるふり”を始めます。

質問しづらい空気。
迷惑をかけられない緊張。

これが3ヶ月後の退職につながります。


② 教える人が毎日変わる

新人が混乱する最大の原因はこれです。

・Aさんはこう言う
・Bさんは逆のことを言う

どちらが正解かわからない。

「自分が悪いのかな」と思い始めます。

教育担当を明確にしない職場ほど、
3ヶ月離職が増えます。


③ できないことしかフィードバックしない

人は
“自分は役に立っている”
と感じないと続きません。

・ミスの指摘は多い
・できたことはスルー

この状態が続くと、
自己肯定感が削られていきます。


④ 忙しさを理由に会話がない

新人が一番不安なのは
“自分はここにいていいのか”です。

でも4月は忙しい。

・雑談がない
・振り返りの時間がない
・「大丈夫?」の一言がない

これだけで孤立感は一気に高まります。


⑤ 価値観を共有していない

新人は“仕事内容”よりも
“どんな職場なのか”を見ています。

・大切にしているケア
・利用者との関わり方
・チームの雰囲気

これが言語化されていないと、
「思ってたのと違う」になります。


3ヶ月離職は“本人の問題”ではない

多くの場合、
辞める原因はスキル不足ではありません。

・安心できなかった
・相談できなかった
・承認されなかった

この3つです。


今からできる3つの改善

① 教育担当を明確にする
② 毎週5分の振り返り時間を作る
③ 「できていること」を意識して言語化する

これだけで離職率は大きく変わります。


4月入職スタッフが辞めるかどうかは、
6月に決まるのではありません。

4月の空気で決まります。

あなたの事業所では、
新人は安心して質問できていますか?

連絡会加盟事業所を会場として活用できる「リアルハブイベント」を実施しています。豊中を一緒に盛り上げてくださる方、会場として使える事業所や開催事例が気になる方はこちらをご覧ください。

目次