2026.04.10

新利用者を迎えるときに大切にしたい“最初の一言”

4月は新規利用が増える季節。

退院後の在宅復帰。
新しいデイサービスの利用開始。
ご家族の介護負担の変化。

新利用者さんが初めて事業所に来る日は、
本人も家族も、実はとても緊張しています。

そして――

その場の“最初の一言”が、
その後の関係性をほぼ決めます。

今日は、現場で本当に大切にしたい「最初の一言」について考えます。


目次

① 利用者は“試されている側”ではない

初日はどうしても評価モードになりがちです。

・歩行は安定しているか
・食事は自立しているか
・認知面はどうか

でも利用者さんは、こう思っています。

「ここは安心できる場所かな?」

試されているのは、実は私たちです。


② 避けたい最初の一言

よくあるのが、

・「今日は何ができますか?」
・「できるところまでやってくださいね」

間違いではありません。

でも初日は、
“能力”よりも“安心”が優先です。


③ 信頼をつくる最初の一言

現場で効果的なのは、こんな言葉です。

✔ 「来てくださってありがとうございます」
✔ 「今日はゆっくり慣れていきましょうね」
✔ 「わからないことはすぐ聞いてくださいね」

ポイントは3つ。

・歓迎
・ペースを尊重
・支える姿勢を明確にする

これだけで、表情が柔らぎます。


④ 家族への最初の一言も重要

ご家族は不安を抱えています。

・「迷惑をかけないだろうか」
・「ちゃんと見てもらえるだろうか」

そんな時に必要なのは、

「私たちも一緒に考えます」
「遠慮なくご相談ください」

という“伴走”の姿勢。

安心は言葉で伝えないと伝わりません。


⑤ 最初の一言は“文化”になる

その一言は、新人も見ています。

「この職場は人をどう迎えるのか」

4月に丁寧な言葉が交わされる職場は、
1年を通して穏やかです。

逆に、初日が慌ただしい職場は、
そのまま1年が走り抜けてしまいます。


まとめ

新利用者を迎える日は、
業務が増える日ではありません。

信頼が始まる日です。

最初の一言で、

・安心をつくるか
・緊張を強めるか

大きく変わります。

あなたの事業所では、
どんな言葉で新しい一歩を迎えていますか?

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