2026.04.16

4月は事故が増えやすい?ヒヤリハットの傾向と対策

「なぜか4月はヒヤリが多い」

多くの現場で、そう感じたことがあるのではないでしょうか。

実際、年度初めは
・体制変更
・新人入職
・利用者の入れ替わり
が重なる時期です。

大きな事故ではなくても、

・つまづき
・服薬ミス
・記録漏れ
・申し送りの抜け

小さな“ヒヤリ”が増えやすい月です。

今日は、4月に事故が起きやすい理由と、
今すぐできる対策を整理します。


目次

① 「慣れていない人」が増える

新人だけではありません。

・異動した職員
・新しい役割になった人
・新しい利用者

全員が“慣れていない”状態です。

慣れは安全を作ります。
未経験はリスクを生みます。

🔹対策

✔ 単独業務を急がせない
✔ 初月はダブルチェックを増やす
✔ 「確認してもいい空気」を作る


② 申し送りの質が落ちやすい

体制変更後は、
情報の流れがまだ固まっていません。

・誰が誰に伝えるのか
・どこまで伝えるのか

これが曖昧だと、
小さな見落としが起きます。

🔹対策

✔ 申し送りのフォーマットを固定する
✔ 重要事項は口頭+記録で共有
✔ 「復唱」を習慣にする


③ 新利用者の“クセ”がまだ読めない

4月は新規利用も増える時期。

・歩き方の特徴
・トイレのタイミング
・食事のペース
・不穏のサイン

これがまだ見えていない。

だから転倒や誤嚥のリスクが上がります。

🔹対策

✔ 初月は観察を優先
✔ 個別注意点を共有ボードで見える化
✔ 「違和感」を言語化する時間を作る


④ ベテランも“油断”しやすい

新人フォローで忙しくなり、
自分の確認が甘くなる。

「いつものこと」が一番危ない。

🔹対策

✔ ダブルチェックの相手を固定しない
✔ ベテランにも確認文化を徹底
✔ “慣れ”を疑う時間を持つ


⑤ 空気が落ち着いていない

4月は全体が少し浮き足立っています。

忙しさ
緊張
焦り

これが安全意識を下げます。

🔹対策

✔ 朝礼で安全確認をルーティン化
✔ 「急がなくていい」メッセージを出す
✔ ヒヤリ報告を責めない文化を作る


まとめ

4月は事故が増えやすい月ではあります。

でもそれは、

✔ 人が悪いからではなく
✔ 体制が不安定だから

です。

ヒヤリは失敗ではありません。

仕組みを見直すサインです。

4月は“スピード”より“確認”。

あなたの事業所では、
ヒヤリを共有できる空気がありますか?

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